ナンバーズ3を効率よくあてるためには、自分なりのいくつかの法則を導き出すことが有効になってきます。
その法則のひとつと成り得るの3桁数字の合計、すなわち「和の法則」なのです。それは一体どのような法則で、そして過去にはどのような動きをしてきたのでしょうか。確認をしていきましょう。
ナンバーズ3予想で効果的な「和の法則」とは?
数字というものはただ数えるためのものではなく、元来足したり引いたりすることで、様々な情報を私たちに提供してくれます。
このような思考はナンバーズのような「くじ」であっても同様に考えます。必ず存在する複数の数字には「和」があって「差」があるのです。そしてナンバーズにおいて特に重要視すべきはその「和」になります。
3桁の数字が並んでいてボーッと眺めているだけでは何も情報は出てきません。それよりも「その数字の並びから一体どんな情報が発信されているのか」それを考えるようにしましょう。それに気づくことができれば、なにがしかの法則がつかめることになりますよ。
ナンバーズ3攻略法/数字の合計(和)で予想する【過去5年間データ】
3桁数字の合計である和の数字が一体どのような有効な情報をこちらに提供してくれるのか。
それを判断するために2018年~2022年までの過去のデータを確認していきます。過去5年間のおおよそ1250回開催分のデータになりますので、それなりに有効な情報を得ることができるでしょう。それでは一緒に確認をしていきます!
2022年:ナンバーズ3当選数字の合計(和)の分析調査
まずは直近である2022年における、ナンバーズ3の当選数字3桁の合計数字とその割合を示した結果がこちらです。
【2022年のナンバーズ3:当選数字3桁の合計(和)の確率調査】
合計(和) | 出現回数 | 確率割合 |
2 | 2 | 0.8% |
3 | 3 | 1.2% |
4 | 3 | 1.2% |
5 | 1 | 0.4% |
6 | 8 | 3.1% |
7 | 10 | 3.9% |
8 | 9 | 3.5% |
9 | 13 | 5.0% |
10 | 20 | 7.7% |
11 | 16 | 6.2% |
12 | 17 | 6.6% |
13 | 23 | 8.9% |
14 | 15 | 5.8% |
15 | 15 | 5.8% |
16 | 24 | 9.3% |
17 | 22 | 8.5% |
18 | 8 | 3.1% |
19 | 13 | 5.0% |
20 | 8 | 3.1% |
21 | 7 | 2.7% |
22 | 7 | 2.7% |
23 | 6 | 2.3% |
24 | 4 | 1.5% |
25 | 5 | 1.9% |
合計 | 259 | 100% |
表で確認するとあまり変わり映えがないような感じなので、グラフに表してみましょう。
するとこんな感じの分布になっていることに気づきます。
【2022年のナンバーズ3:3桁合計(和)と出現回数の関係】
このような山形のグラフになっていることが分かりますね。数字が若い箇所が一番少なく、真ん中に進むにしたがってその数は急激に増えていきます。そして最後は数を減らしながら収縮していく、そんな形状になっています。
これをある程度の合計(和)で区切ってみると次のようになります。
【2022年のナンバーズ3:指定数字範囲での3桁合計(和)と出現回数の関係】
和 | 出現回数 | 確率 |
0~9 | 49 | 18.9% |
10~15 | 106 | 40.9% |
16~20 | 75 | 29.0% |
21~27 | 29 | 11.2% |
合計 | 259 | 100% |
細かい数字に関しては当然その年によって大きく変わってきますので、把握しなくて問題はありませんが、こちらの表だけはしっかりと確認をしておくようにしましょう。どの範囲の合計の組み合わせになることが多いのかということになります。
2022年:3桁数字(和)での把握事項
- 一番大きな確率で出現するのが、中腹の「10~15」
- 次に大きな確率で出現するのが「16~20」
- その次に大きな確率で出現するのが「0~9」
- 一番確率として少ないのが「21~27」
同様の内容を残りの4年分でも確認していきましょう。
2021年:ナンバーズ3当選数字の合計(和)の分析調査
2022年は細かい数字を提示しましたが、こちらに記載する内容が多くなると複雑で見にくくなりますので、以下4年分に関しては最終的に把握していただきたい表のみ掲載をいたします。
2021年における、ナンバーズ3の当選数字3桁が合計(和)の出現確率を示した結果がこちらです。
【2021年のナンバーズ3:指定数字範囲での3桁合計(和)と出現回数の関係】
合計(和) | 出現回数 | 確率 |
0~9 | 47 | 18.1% |
10~15 | 120 | 46.3% |
16~20 | 72 | 27.8% |
21~27 | 20 | 7.7% |
合計 | 259 | 100% |
2021年:3桁数字(和)での把握事項
- 一番大きな確率で出現するのが中腹の「10~15」
- 次に大きな確率で出現するのが「16~20」
- その次に大きな確率で出現するのが「0~9」
- 一番確率として少ないのが「21~27」
合計の分布やその割合も2022年のデータと非常に似通っているのが分かります。
2020年:ナンバーズ3当選数字の合計(和)の分析調査
2020年における、ナンバーズ3の当選数字3桁が合計(和)の出現確率を示した結果がこちらです。
【2020年のナンバーズ3:指定数字範囲での3桁合計(和)と出現回数の関係】
和 | 出現回数 | 確率 |
0~9 | 57 | 22.1% |
10~15 | 105 | 40.7% |
16~20 | 69 | 26.7% |
21~27 | 27 | 10.5% |
合計 | 258 | 100% |
2020年:3桁数字(和)での把握事項
- 一番大きな確率で出現するのが中腹の「10~15」
- 次に大きな確率で出現するのが「16~20」
- その次に大きな確率で出現するのが「0~9」
- 一番確率として少ないのが「21~27」
こちらも優先されるべき、合計(和)の順序は一緒になります。
2019年:ナンバーズ3当選数字の合計(和)の分析調査
2019年における、ナンバーズ3の当選数字3桁が合計(和)の出現確率を示した結果がこちらです。
【2019年のナンバーズ3:指定数字範囲での3桁合計(和)と出現回数の関係】
和 | 出現回数 | 確率 |
0~9 | 47 | 18.3% |
10~15 | 106 | 41.2% |
16~20 | 84 | 32.7% |
21~27 | 20 | 7.8% |
合計 | 257 | 100% |
2019年:3桁数字(和)での把握事項
- 一番大きな確率で出現するのが中腹の「10~15」
- 次に大きな確率で出現するのが「16~20」
- その次に大きな確率で出現するのが「0~9」
- 一番確率として少ないのが「21~27」
こちらも傾向は同様です。合計が「10~20」の範囲で実に73.9%もの高確率を占めていることがわかります。
2018年:ナンバーズ3当選数字の合計(和)の分析調査
2018年における、ナンバーズ3の当選数字3桁が合計(和)の出現確率を示した結果がこちらです。
【2018年のナンバーズ3:指定数字範囲での3桁合計(和)と出現回数の関係】
和 | 出現回数 | 確率 |
0~9 | 64 | 24.9% |
10~15 | 114 | 44.4% |
16~20 | 55 | 21.4% |
21~27 | 24 | 9.3% |
合計 | 257 | 100% |
2018年:3桁数字(和)での把握事項
- 一番大きな確率で出現するのが中腹の「10~15」
- 次に大きな確率で出現するのが「0~9」
- その次に大きな確率で出現するのが「16~20」
- 一番確率として少ないのが「21~27」
この2018年のみ優先される順番が異なっています。「16~20」よりも「0~9」の範囲の出現回数が高まっていますね。これは「6~9」あたりの合計数字が頻発したことによります。ただ2つの間にはそこまで差がなく、2つが対抗して並んでいるといったイメージをもっていただければよいでしょう。
ナンバーズ3攻略法/数字の合計(和)で予想するのまとめ
2018年~2022年までのデータを個別に確認してきました。最後にひとつにまとめてみるとどのような表になるか確認しておきましょう。
【2018年から2022年のナンバーズ3:指定数字範囲での3桁合計(和)と出現回数の関係】
和 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 合計 | 割合 |
0~9 | 64 | 47 | 57 | 47 | 49 | 264 | 20.5% |
10~15 | 114 | 106 | 105 | 120 | 106 | 551 | 42.7% |
16~20 | 55 | 84 | 69 | 72 | 75 | 355 | 27.5% |
21~27 | 24 | 20 | 27 | 20 | 29 | 120 | 9.3% |
5年間をトータルで考えてみます。結果的に「10~15」の範囲が4割の確率を越える高い割合で出現することが分かりました。次いで「16~20」。そして「0~9」が続くという展開ですね。
ひとつ捕捉をしておくと、「0~9」という割合のうち「0~4」は出現頻度が例年低いです。3桁数字の合計と考えればこれも当たり前なのですが、「5~9」の出現頻度はそこそこあるので気を付けましょう。
こうした数字の和に対する考え方は、自身である程度数字を予想した後に確認をするときに特に有効です。自身が予想した数字に偏りがないか。そんなことを考えながら、確認をしてみるとよいのではないでしょうか。
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