ナンバーズ3を購入するときによく悩むことがあります。
3桁ゾロ目や、ダブルの数字は購入すべきなのか?
3つしかない数字の組み合わせなのに、同じ数字を記入するのはかなり勇気がいりますよね。一概に「入れたほうがいいですよ」とか「入れないほうがいいですよ」とかそういったことは言えないのですが、こうしたことを考えるときに必要なのが過去データの分析です。
過去の歴史を振り返り、そこから学べるものを分析することでその糸口がきっとつかめるはずです。今回は「ゾロ目、ダブル数字」のナンバーズ攻略法です。
ナンバーズ3で考えるゾロ目とダブルの組み合わせ
ゾロ目やダブルの数字の組み合わせは実際のどの位の確率でくるのでしょうか。
それはこれから過去データより考察をしていくわけですが、まず初めにゾロ目やダブルの数字を選ぶメリットとデメリットを考えてみましょう。
ナンバーズ3でのゾロ目・ダブル数字
- メリット:比較的当選金額が高い
- デメリット:あたらない気がする
まずメリットとしては、ゾロ目やダブル数字で当選した場合、比較的高い配当がつくことが多いということがあげられます。先ほど「ゾロ目やダブル数字を買うには勇気がいる」という話をしましたが、なかなかその勇気が出せずバラ数字だけで攻める人が多いため当選口が減り当選金額があがるといった感じです。
一方やはりバラ数字の方が候補が多いため、当たりやすい気がするのも事実です。当然「3桁ゾロ目<ダブル数字<バラ数字」の順番に当選確率は上がっていきますからね、そう感じるのも当然です。ただ一概に揃い目を外してしまうというのはおすすめできません。
まずは過去のデータを調査してみましょう!
ナンバーズ3攻略法/ゾロ目・ダブルの揃い目【過去5年間データ】
今回ナンバーズ3攻略の一環として、過去5年間(2018年~2022年)に渡る蓄積データより、ゾロ目・ダブルの揃い目になる傾向を分析調査しました。その結果を載せていきます。
ナンバーズはいってみれば確率ゲーム。データから得られるものは非常に多いものです。
2022年:ナンバーズ3当選数字のゾロ目・ダブル等揃い目の割合
まずは直近である2022年における、ナンバーズ3の当選数字3桁がゾロ目・ダブルなどの揃い目となる確率を示した結果がこちらです。
【2022年のナンバーズ3:ゾロ目・ダブル等揃い目の確率調査】
揃い目 | ゾロ目回数 | ダブル回数 | バラ回数 |
0 | 0 | 10 | – |
1 | 0 | 5 | – |
2 | 1 | 7 | – |
3 | 0 | 7 | – |
4 | 0 | 10 | – |
5 | 0 | 8 | – |
6 | 0 | 4 | – |
7 | 0 | 6 | – |
8 | 1 | 5 | – |
9 | 0 | 10 | – |
合計 | 2 | 72 | 185 |
0.8% | 27.8% | 71.4% |
2022年において。3桁のゾロ目になったのは全259回のうちわずかに2回でしたね。確率的には0.8%と非常に渋いものでした。一方のダブル数字ですが、こちらは72回出現しています。確率としては「27.8%」ということなので、およそ3~4回に1度くらいの頻度でこのダブルが出現していたことになります。また数字別にみると「0」と「4」と「9」のダブルが一番多く10回ずつ出現していますね。
当然残りはバラ数字での当選となりますので、その確率は「71.4%」ということになります。ちゃんと「3桁ゾロ目<ダブル数字<バラ数字」の並びになっていることが確認できますね。
2021年:ナンバーズ3当選数字のゾロ目・ダブル等揃い目の割合
次に2021年における、ナンバーズ3の当選数字3桁がゾロ目・ダブルなどの揃い目となる確率を示した結果がこちらです。
【2021年のナンバーズ3:ゾロ目・ダブル等揃い目の確率調査】
揃い目 | ゾロ目回数 | ダブル回数 | バラ回数 |
0 | 1 | 8 | – |
1 | 0 | 5 | – |
2 | 0 | 5 | – |
3 | 0 | 7 | – |
4 | 0 | 3 | – |
5 | 0 | 8 | – |
6 | 0 | 2 | – |
7 | 0 | 1 | – |
8 | 1 | 4 | – |
9 | 0 | 3 | – |
合計 | 2 | 46 | 211 |
0.8% | 17.8% | 81.5% |
2021年も2022年のデータ同様に3桁ゾロ目が出現した回数は2回で確率は0.8%でした。ただダブルの回数には開きがでましたね。ダブルの出現は46回で確率で17.8%という結果になりました。2022年よりも10%程下回る傾向だったということになります。数字別に見てみると「0」と「5」のダブルが一番多く8回ずつ出現しています。残りはバラですので、全体として81.5%の確率でバラ数字の組み合わせが成立していたことが分かります。
2020年:ナンバーズ3当選数字のゾロ目・ダブル等揃い目の割合
次に2020年における、ナンバーズ3の当選数字3桁がゾロ目・ダブルなどの揃い目となる確率を示した結果がこちらです。
【2020年のナンバーズ3:ゾロ目・ダブル等揃い目の確率調査】
揃い目 | ゾロ目回数 | ダブル回数 | バラ回数 |
0 | 1 | 11 | – |
1 | 0 | 6 | – |
2 | 0 | 10 | – |
3 | 0 | 8 | – |
4 | 1 | 7 | – |
5 | 1 | 4 | – |
6 | 0 | 4 | – |
7 | 1 | 5 | – |
8 | 0 | 10 | – |
9 | 0 | 11 | – |
合計 | 4 | 76 | 178 |
1.6% | 29.5% | 69.0% |
2020年は比較的ゾロ目系が多く出現しています。3桁ゾロ目が合計4回の1.6%ですので、2021年や2022年の倍の出現頻度といえるわけです。またダブルの回数も76回の確率が29.5%ですので、ほぼ3割の確率でダブルが来ていたということになりますよね。残りはバラ数字での当選になりますが、こちらが69.0%と7割を切る形になりました。
2019年:ナンバーズ3当選数字のゾロ目・ダブル等揃い目の割合
次に2019年における、ナンバーズ3の当選数字3桁がゾロ目・ダブルなどの揃い目となる確率を示した結果がこちらです。
【2019年のナンバーズ3:ゾロ目・ダブル等揃い目の確率調査】
揃い目 | ゾロ目回数 | ダブル回数 | バラ回数 |
0 | 0 | 4 | – |
1 | 0 | 5 | – |
2 | 0 | 6 | – |
3 | 0 | 10 | – |
4 | 0 | 3 | – |
5 | 0 | 8 | – |
6 | 0 | 11 | – |
7 | 0 | 10 | – |
8 | 0 | 10 | – |
9 | 0 | 3 | – |
合計 | 0 | 70 | 187 |
0.0% | 27.2% | 72.8% |
2019年はまたこれまでとは違った結果になりましたね。というのも、3桁のゾロ目自体が出現しませんでした。3桁のゾロ目が出現する確率は1/100という理論値になりますので、基本的には2~3回くる想定なのですが、まったく来ていませんね。ただダブルに関しては27.2%なので大体これまでの統計どおり3割に近い形できていることになります。
2018年:ナンバーズ3当選数字のゾロ目・ダブル等揃い目の割合
次に2018年における、ナンバーズ3の当選数字3桁がゾロ目・ダブルなどの揃い目となる確率を示した結果がこちらです。
【2018年のナンバーズ3:ゾロ目・ダブル等揃い目の確率調査】
揃い目 | ゾロ目回数 | ダブル回数 | バラ回数 |
0 | 0 | 13 | – |
1 | 0 | 9 | – |
2 | 0 | 9 | – |
3 | 0 | 7 | – |
4 | 0 | 8 | – |
5 | 0 | 7 | – |
6 | 0 | 6 | – |
7 | 0 | 8 | – |
8 | 0 | 4 | – |
9 | 0 | 8 | – |
合計 | 0 | 79 | 178 |
0.0% | 30.7% | 69.3% |
2018年の結果がこちらになりますが、ご覧の通りなんと2018年も3桁ゾロ目が一度も出現していないことが分かります。2019年を含めて考えるとおおよそ500回の開催で一度も来ていないことになります。そこでたまった確率が2020年の4回に繋がっているとも考えられますね。ダブルの確率は2018年も30%付近と、こちらは安定した数値を刻んでいるといえるでしょう。
ナンバーズ3攻略法/ダブルの揃い目の数字に注目
2018年から2022年の5年間にわたりゾロ目やダブルの確率を確認してきましたが、もうひとつ注目していただきたい部分があります。それはダブルで出現した「数字」についてです。過去5年間でダブルとなった数字の回数についてまとめた表がこちらです。
【2018年から2022年:ナンバーズ3で当選したダブルの数字】
揃い目 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 合計 | 確率 |
0 | 13 | 4 | 11 | 8 | 10 | 46 | 13.4% |
1 | 9 | 5 | 6 | 5 | 5 | 30 | 8.7% |
2 | 9 | 6 | 10 | 5 | 7 | 37 | 10.8% |
3 | 7 | 10 | 8 | 7 | 7 | 39 | 11.4% |
4 | 8 | 3 | 7 | 3 | 10 | 31 | 9.0% |
5 | 7 | 8 | 4 | 8 | 8 | 35 | 10.2% |
6 | 6 | 11 | 4 | 2 | 4 | 27 | 7.9% |
7 | 8 | 10 | 5 | 1 | 6 | 30 | 8.7% |
8 | 4 | 10 | 10 | 4 | 5 | 33 | 9.6% |
9 | 8 | 3 | 11 | 3 | 10 | 35 | 10.2% |
赤くマーキングしたのは、その年で一番ダブルとして出現頻度の多かった数字です。こちらを確認していただければ一目瞭然で「0」の数字で構成されたダブルが多かったことが分かります。確率で表しても全体の13.4%と一歩大きな確率となっています。次の多かったのが「3」。その次に多かったのが「5」と「9」といった感じ。
このことから、ダブルでもし狙うのであれば「0」がおすすめだということは、必然的であるといえるわけです。
ナンバーズ3攻略法/ゾロ目・ダブルの揃い目まとめ
過去5年間のゾロ目やダブルの揃い目について確認をしてきましたがいかがでしたでしょうか。
実際にゾロ目の出現する確率がいかに低いか確認できたと思います。確実に理論値を下回る勢いでしたので、ゾロ目だけをこれまで狙ってきた方は要注意かもしれません。
対してダブルの関して言えば2018年から2022年の5年間で基本的にはおおよそ3割前後で推移している形になります(2021年のみ2割弱ほどの出現率でしたが)。しかもその中で選ぶべきは「0」の数字ということまで分かりました。
揃い目狙いの方は是非チェックしておいてくださいね!
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